Niagaraの入門(6) Graphについて
Niagaraの入門(6)
UE4確認バージョン 4.20.0
※なおこの段階ではNiagaraはアーリーアクセスなので
※今後内容がかわるかもしれないのでご注意ください
Graphについて
ここまでの内容だとCascadeと対して変わっていなかったのですが、
Niagaraで目立つ機能としてはノードベースでの作成ができる
Graphまわりです。
主によく使うGraphとしては
・EmitterのGraph
・ModuleのGraph
の2つになります。
EmitterのGraph
Emitterの全体のModuleの流れを示したGraphです。
Emitterの上メニューのウィンドウ>Selected Emitter Graphから表示することができます。
※4.20.0時点ですとこの項目が上手く表示されないとの報告がいくつかあります。
※条件が未定で再起動やら別のPCだと表示されるなどがあるようです。
※追記 対処方法発見
Selected Emitter Graphが表示されない人はUE4コンソールコマンドにて
— カニパンチ (@CrabPunch) July 23, 2018
fx.ShowNiagaraDeveloperWindows 1
と入力してみてください。#UE4#Niagara pic.twitter.com/otuAjYC6BH
BlueprintやMaterialを触ったことがある人なら見慣れた画面かとおもいます。
これらの出力先は
・EmitterSpawn
・EmitterUpdate
・ParticleSpawn
・ParticleUpdate
への流れとなっています。
右クリックメニューからノードを作成して、中間の計算などの処理を挟むことも可能です。
ModuleのGraph
Emitterの全体のModuleの流れを示したGraphです。
またEmitterに対するModuleとは別に
Moduleへの与えるパラメーターに対して動作するModuleがあります。
青枠のModuleのパラメーターに対して赤枠のModuleがそれにあたります。
Module名の部分をクリックすればGraphを見ることができます。
※これらは編集して変更することが可能です
※ただ注意点としてEmitterのGraphと違い
※標準で用意されていたModuleのGraphを変更した場合は同名で保存しないでください
※必ず別名で保存してください。そのEmitterだけでなく他でも使用されている可能性があるので
※問題がいろいろと派生して起こりかねません。
別名で保存した後はEmitterなどのModule追加をやれば、
自分で保存したModuleを選んで追加することが可能になります。
コンテンツブラウザ上からも新規で作成はできますが、
なれない内は既存の似たような動作のModuleの中身を見ながら
別名保存して編集していくのがよいかと思われます。