Niagaraの入門(20) VectorField

Niagaraの入門(20)

UE4確認バージョン  4.25.3

 前書き

UE4のバージョンが4.25となり

Niagaraプラグインのバージョンも1.0と正式版になりました。

 

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それに伴い、以前上手く動かくことができなかった

VectorFieldの検証をしてみたいと思います。

 

 復習

基本となるVectorFieldのデータの作成や

Cascadeでのパーティクルの構成の考え方は変わりません。

crabpunch.hatenablog.com

www.youtube.com

 

作成手順

まずは上記の資料を基にCascadeでデータを作ります。

各モジュールの構成をあとあとNiagaraで組むために

必要となります。

※単純にVectorFieldデータを読み込むだけであればこの工程は必要ありません。

 

 

 

 

Niagara Emitter

 Niagaraでの必要となるModuleは2つだけで

・SampleVectorField

VectorField用に作成されたデータの参照を設定します。

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・ApplyVectorField

上記のSampleVectorFIeldのデータを元にForceとVelocityを反映させることができます。

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※最終的なForceとVelocityの反映がいるのでSolveForces and Velocityも必要ではります。

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応用

VectorFieldの反映は上記の工程だけで終わるので

あとは参考動画などを元に特定軸のベクトルを判定させる。

Z軸を無効にするなどmodule内部を各自で好きにカスタマイズすればよいかと思います。

Niagaraは柔軟にカスタマイズなどができるのがやはり利点だと考えさせられます。

本来は上記応用に追加でVectorFieldそのものをX回転をさせるなどの要素が

動画ではあるのですが、今回は割愛します。

 

とりあえず、Cascadeを元に大雑把ですが調整したNiagaraです。